古着屋を始めるには。知り合いが開業したものの半年持たずに潰れた話。

「古着屋さんを開業したいです!」
と言うメッセージをLINE@から週一のペースでもらいます。

若い子が多い。
高校生から25歳くらいまでかな。

ヤフー知恵袋にも結構ありますね。

古着転売コンサルのスクールと受講生について

まず古着物販には古物商の許可と言うものが必要です。
古着に限らず、中古品を扱うビジネスはほぼ必要なはず。
で、高校生と言うか未成年は古物商を取得するのが難しいと思います。
この辺りはちゃんと自分で調べてみてくださいね。

さて、古着屋をやりたいと言う気持ちはわかるんですよ。
お店やるとかっこいいですよね。
「俺古着屋やってるんだ。」
って言えるのはかっこいい。

でもですね、あんまオススメできないんですよ。
なぜなら失敗したときのリスクがめちゃくちゃでかいから。

当たり前のこと言いますが、
ビジネスはお金を稼ぐのが目的です。

僕はネットビジネスで起業しました。
アフィリエイトやって全然稼げず、
古着物販でビジネスを軌道に乗せることができました。

ネットでぼちぼち稼げるようになってから、
実業の飲食店やホテルとかを経営してる経営者たちと
関わるようになって、
ネットと実業両方の世界を見て思うことは、
ネットビジネスは失敗しようがないなと言うこと。

メルカリを使うのは無料ですよね。
無料で僕たちの代わりにTVのCM売ってお客さんを集めてくれる。
神すぎる。

対して、古着屋を開くと、
オープンするだけで最低でも数百万が吹っ飛ぶ。
それから毎月数十万円が、家賃や光熱費や人件費で出て行く。
固定費が必ずかかってしまう。
広告費をかけないとお店の知名度は上がらず、お客さんは来てくれない。

ネットと実店舗は、ここの差が絶望的なまでに大きい。

メルカリ使って自分の私物を売れば、
売れなくても「まあいっか、捨てれば」でノーダメージです。

でも古着屋をやる場合、
私物を店に並べるわけにはいきません。
必ず在庫を数百点仕入れる必要があるし、
お店を開くための開業資金で、
数百万〜1000万くらい普通にかかります。
内装とかにこだわるとお金はまじで半端なくかかります。

売れなくても固定費は常にかかります。
そして、それが維持できなくなったら。
潰れます。
潰れたら。
一瞬にして借金まみれになります。

シビアですが、本当の話。

ビジネスで大事なのは、
いかに出費を抑えるか。

出費が少なければ少ないほど、
失敗しようがありません。

ネットビジネスは出費が抑えられるのが最高なのです。
スマホがあれば無料でビジネスが始められる。

だから僕はまだまだネットビジネスを拡大するし、
今のとこ実業はやる気ありません。

そのくらいコケたらヤバいんです。

僕のコンサル生に飲食店の経営者もいますが、
コロナ以来客足がぱったり途絶えたので閉店を考えているとのこと。
天災や疫病のようなどうしようもない不可抗力もあります。

このように、実業のリスクは別に古着屋に限った話ではなく、
今後どんどん小売の実業は厳しくなっていきます。

理由はネットの方が便利だから。
家から出ないで買い物できるなら
わざわざ消費者は出かけないわけですよ。

Amazonが上陸して以来、
ネットでめちゃめちゃモノ買いません?
メルカリやゾゾタウンで服買うようになりましたよね。

今後ビジネスにおけるインターネットの重要性は
大きくなることはあっても、
小さくなることはあり得ません。
ネットが使えないと死にます。
だからまず実店舗ではなく、
古着をネットで売ることをオススメしているのです。

ネットで古着が売れるなら、
そこで初めて実店舗を考えてみても遅くないんじゃない?
っていう。

動画でもお話ししてます。

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僕はかつてブラック企業の社員でうつ病寸前になり、退職後は引きこもりのどん底状態が続きました。
アフィリエイトやAmazon転売など、
数々のネットビジネスでことごとく挫折したあげく、最後にたどり着いた古着物販で成功をつかみ、毎日の労働から解放され自由を獲得しました。

僕はもともとビジネスに才能があったわけでもなければ、しゃべるのが得意だったわけでも、文章を書くのが得意だったわけでもありません。

どんな人でも稼げるし、新しい世界があることを知れば誰でも自信を得ることができる。

僕しーなが慣れて、そして月収350万を稼ぐ過程を下記の記事では公開してます。

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この記事を書いた人

34歳/湘南在住/古着卸オーナー/経営コンサルタント/会社2社経営/作家/古着物販/古着物販スクールクラスタ、VIntage Buyer College代表/古物商

大学卒業後、新卒で入社した会社を上司のパワハラにより退職。アフィリエイトやAmazon転売などのネットビジネスに失敗したのち、古着物販ビジネスで起業する。「古着の仕入れ、ネットでの販売、梱包・発送」の大部分を自動化し、金銭的・身体的・時間的自由を手に入れる。現在は会社員を中心に、学生、主婦、フリーランサー、経営者など、新規事業立ち上げやマーケティングを視野に入れたビジネスマンへのセミナーを開催。また全国で400名を超える生徒が参加する、マーケティングを軸に古着物販を総合的に教えるビジネススクールを運営している。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 実店舗はやはり家賃や光熱費、人件費などが飛んでいって大変ですね。
    その点ネット転売はその費用がまるままかからないので強いのは誰にでもわかるでしょう。

    だからこそ失敗を恐れずにガンガン行動しないといけない、でした。
    ネットでの古着転売で失敗しても損失は数万円、それは失敗じゃない。

    古着転売を個人で始めるなら、仕入れは自分の家計の中から出すわけなので、当然ビジネス的には固定費を抑えなければいけないと思いました。
    そこで僕もiPhoneアプリや動画サービスなどの固定費を削ってます。
    これらで浮いたお金を仕入れに回していけたらと思います。
    どっかの誰かが「企業が利益を増やすのは、より売り上げを伸ばすよりも固定費の削減の方がはるかに簡単で効果がある」と言っていたのを思い出しました。
    古着転売をするなら経営者としての目線をつけなければいけない、となると家計の固定費もシビアに行かないと、と思った故です。

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