僕の武器は「古着と教えることが好き」なこと。あなたの武器は何ですか?

いろんな成功者たちが、なぜ成功したのか?
そのストーリーを読み漁って、
気づいたことがあります。

スティーブ・ジョブズ。
マーク・ザッカーバーグ。
ジェフ・ベゾス。
イーロン・マスク。
グレン・グールド。
ヘンリー・フォード。
藤田田。
孫正義。
その他色々。

超シンプルですが、
自分の得意なことをやってる。
つまり、自分の武器をわかってるんですね。
全員好きなことしかやってない。

逆に、会社員でヒーヒー言ってた頃の僕は、
自分の武器をわかっていませんでした。

協調性がなくていつも人間関係でつまづくのに、
上下関係の強い会社という組織の中で働いていました。

やってる仕事に興味がもてないのに、
お金を稼ぐために仕方なくやっていました。

だから、自分の人生に満足ができなかったし、
心の中はいつも不満だらけ。

罰ゲームみたいにやりたくないことをやってるから、
もちろん大した結果が出るわけもありません。

どんどん自分に自信がなくなるし、
自分のことが嫌いになっていきました。

目次

僕の行動を止めていたのは「常識」という見えない強敵

そんなに辛いのならなぜ、
僕は会社員をやめなかったんでしょうか。

その理由は、
社会のレールを外れるのが怖かったからです。
常識に縛られまくっていたからです。

僕の行動を止めていたのは
「常識」という見えない強敵でした。

会社員やめたら露頭に迷うんじゃないか。

会社員やめて、無職やフリーターになったら、
友達になんて言われるだろう。
影でめちゃくちゃにネタにされるんじゃないか。
噂になってバカにされるんじゃないか。

まあ自意識過剰ですね。
かなりこじらせてました。

親はどうだろう?
ただでさえずっと心配をかけてきたのに、
ますます負担をかけてしまうんじゃないか。

会社員時代は、
「あーもう無理。限界。会社辞めたい。」
そればっかり思ってました。
毎日怒られっぱなしで、
やってもやっても片付かない仕事。
何の意味があるのか全くわからない。
なんで俺はこいつと話してるんだろう。
なんで俺は頭を下げてるんだろう。
わからない。
辛い。

だけどなかなか常識から外れることが怖くてできず、
ズルズルと5年間もサラリーマンをしてしまいました。

相当なビビりなんです。今もですけど。

20代の貴重な5年間です。
失った時間はお金を積んでも取り戻せません。

今でもかなり後悔してます。

うつをきっかけに退職し、もう好きなことしかやらないと開き直った

自意識過剰でビビりだった僕にとって、
「常識」を打ち破るきっかけになったのは
自分がうつになったことでした。

朝どうしても会社に行くことができない日があって、
ベッドの上で上半身だけ起こして、
そこから動けない。
謎の涙が出てきました。
全身が鉄の鎖を巻きつけたみたいに重く感じて、
そこではじめて本気で会社を辞めようと思いました。

うつで退職しないと、
僕は行動できなかった。
それほど僕にとって
常識は重みのあるものでした。

うつきっかけで踏ん切りがやっとついた僕は、
決意しました。

もうやらん。
嫌いなことは一切やらん。
嫌いなことは嫌いなままでいいし、
興味のないことは興味のないままでいい。

ただ、自分がしたいことだけ。
興味のあることだけ。
好きなことだけやろうと決めました。

武器を見つけ、好きなことを追求した結果収入が10倍以上になった

無職になり、
ネットビジネスをやってみました。

アフィリエイトは僕にとって楽しくなかった。
やっていても、
全然楽しくない。
自分が使ってもいない商品を紹介したり、
興味がないものを誰かに売ることがつまらなかった。
だからアフィリエイトはやめました。

アマゾン転売も、
同じく楽しくなかった。

古着転売は、
古着が昔から好きだったので、
仕入れに行くのも楽しかったし、
説明文を工夫して、
誰かに価値を伝えることにもやりがいを感じた。
それが結果的にお金になった。

ブログを作り、
学んだことを発信していたら、
自然と人が集まってきた。

それを教えると、
めちゃくちゃ感謝された。
気がついたらそれが仕事になっていた。

古着は好きだったし、
教えることも自分は好きなんだと気がついた。

好きだから自然と勉強してたし、
好きだからどんどん工夫して実践していった。

気がついたら収入が会社員時代の10倍以上になっていた。

僕は大学生でバイトをしていた時から
会社員時代まで、
仕事というものは辛いことだと思っていました。

辛いからこそ労働だ。
みたいな根拠のよくわからないことを信じていました。
これも今思えば常識の一種です。

でも、古着転売をして、
それを誰かに教える仕事は、
僕にとっては楽しくてしょうがないことでした。

自分1人で古着転売をやるのではなく、
それを誰かに伝えることで、
僕みたいに会社員辛くて地獄みたいな人に
感謝してもらえる。
その人の人生が僕きっかけでいい方向に変わる。

とても自信になりましたし、
始めて仕事にやりがいを感じました。

普段の自分の生活と向き合うことで武器は見つかる。

でもそんなのしーなだからできるんでしょ。
私には武器なんてありません。
とあなたは思うのかもしれません。

いやいや。
僕は特別な人間でもなんでもありません。
自分には得意なことなんて何もないと思っていました。

なぜかというと、
「会社員という働きかた」が前提にあったからです。

教えるのが好きとか、
古着が好きって、
会社員としては確かになんの役にも立ちません。

しかしその前提を壊したら、
自分にも得意なことはあるんだ、
とわかりました。

どうすれば自分の武器は見つかるのか?
という話ですが、
普段の自分の生活に向き合うこと。

それが一番です。

何をしている時が楽しいか。
何をしている時がワクワクするか。
時間を忘れて取り組めるか。

合わないことは合わないと認める。
嫌いなことは嫌いだと認める。

それは良い悪いではなくて、
あなたの個性です。

しかし、行動しないと始まりません。

例えば僕があの時、
ネットビジネスをやってみなかったら、
自分が好きな古着が、
まさかビジネスになるなんて
気が付きもしなかったでしょう。

やっぱサラリーマンしかねーか。
といって再就職するためにハロワに行って、
髪を切ってスーツを着て履歴書書いてたかもしれません。

人生ってほんと思いがけないというか、
選択の連続です。

あの時行動していなかったら、
今の自分はいないでしょうから。

ぜひ自分と向き合って、
あなただけの武器を見つけてみてください。

動画でも喋ってます。

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この記事を書いた人

34歳/湘南在住/古着卸オーナー/経営コンサルタント/会社2社経営/作家/古着物販/古着物販スクールクラスタ、VIntage Buyer College代表/古物商

大学卒業後、新卒で入社した会社を上司のパワハラにより退職。アフィリエイトやAmazon転売などのネットビジネスに失敗したのち、古着物販ビジネスで起業する。「古着の仕入れ、ネットでの販売、梱包・発送」の大部分を自動化し、金銭的・身体的・時間的自由を手に入れる。現在は会社員を中心に、学生、主婦、フリーランサー、経営者など、新規事業立ち上げやマーケティングを視野に入れたビジネスマンへのセミナーを開催。また全国で400名を超える生徒が参加する、マーケティングを軸に古着物販を総合的に教えるビジネススクールを運営している。

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