【書評】夏目漱石はひきこもりだった。失敗王と呼ばれたエジソン。失敗図鑑レビュー

「失敗図鑑」という本を読んだんですが、

ビジネスやるにわたって必要なマインドが

超語られていたのでシェアします。

この本のメッセージは一言で要約できます。

それは「どんどんじゃんじゃん失敗しろ」ということ。

 

目次

たくさん失敗することで成功に至る道筋が見えてくる。

今まで偉大な成功をした歴史上の人物も、

失敗を繰り返してきた。

失敗はだめなことじゃないから、

どんどん失敗して慣れて、

なぜ失敗したのかを考えよう。

そうすれば成功に至る道筋が見えてくるから。

 

これやばいくらい大事な考え方です。

最初にビジネスやるときに必要なマインドって書きましたけど、

人生が変わりまくる考え方です。

 

失敗を怖がらない考え方になると、

メリットえぐいくらいあるんですよ。

まず、失敗が前提。ダメでもともとなので、

自分がやってみたい色んなことに、

とりあえずやってみるという発想になる。

 

僕がネットビジネスに挑戦できたのも、失敗するリスクが超低いから。

わかりやすいので僕の具体例で話すと、

ネットビジネスがなんで最高かというと、

失敗してもリスクがすごい少ないんです。

超ローリスク、∞リターン。

だから失敗しても死なないしとりあえずやろうと思ってやりました。

 

もちろん最初は失敗ばっかしです。

アフィリエイトは死ぬほどサイト作ったけど一円も稼げなかったし、

アマゾン転売では仕入れたアイテムが値崩れして損したりもしました。

でもそうやって失敗するたびに、

自分の中でできることできないこと、やりたいことやりたくないことが

はっきりわかってきたんですよ。

 

例えばアフィリはマネタイズまでに時間がかかるから、

今すぐお金を稼ぎたい自分には向いていないなとか。

Amazon転売は世間で叩かれまくってるから親や友達に言えないし、

利益率が低いから大量の資金がないと超稼ぐのは難しい。

店頭でリサーチしている自分の姿がみっともない。

だからちょっと稼げたけどやめよう。

 

でも転売はアフィよりもすぐにお金が手に入るから、

転売で何か自分に向いている分野を探してみよう。

そう言えば古着が好きだな俺。

じゃあ古着って転売できるのかな?

ネットで探してみよう。

あ、やってる人いる。じゃあ俺でも稼げるだろ。

リサイクルショップに行ってみよう。

安い値段で服が売ってるなー。

これネットと差があるからいけんじゃね?

じゃ試してみるか。

 

そんなノリでビジネスやって見ました。

 

これが失敗したら多額の借金を追うリアルビジネスなら無理ですけど、

ネットビジネスだから家賃もかからないし、

参入障壁が低すぎるので当時無職の僕にでも気軽に挑戦できたんですよね。

でたくさん失敗しながらも、

最終的に古着転売に出会って、

それから二年、ずーっと稼げてます。

まじでインターネット神だろ。

 

失敗することで経験値が増えるのが最高

例えば古着転売でお金稼ごうとするじゃないですか。

100円とか300円で売っている服があります。

たんぽぽなどの激安リサイクルショップやフリマとか。

そこから売れそうな服を買ってきて、

メルカリに出してみる。

売れたらラッキー。お金もランチ行けるくらい稼げるかもしれないし、

売れたデータが自分の中にインプットできる。

 

売れなかった。失敗した。

最悪だ、やっぱ自分には向いていないんだ。

ではなく。

こう考えてみましょう。

 

これは売れないアイテムなんだというデータが取れる。

たった数百円で。

次からはそれを避けて仕入れればいいから、

時間も短縮できる。

やっぱり古着転売やるにはちゃんと勉強しないとダメなんだ、

ということに気が付ける。

最初から古着転売がうまく行ってももちろん最高だし、

失敗してもなぜ失敗したのか?

どこでつまずいたのか?

それを掘り下げることでわかることがたくさんある。

経験値が増えるんですよ。

 

僕は失敗を怖がるあまり、何も行動ができなくなっていました

 

逆に失敗するのが怖くて挑戦しないとどうなるでしょうか?

 

日本の一般的な常識としては、失敗は悪だとみなされる風潮がありますよね。

僕これ超クソだなと思ってて。

例えば僕、小学生のころに授業で手を挙げて発言したときに、

間違えた答えを言ってしまって、

周りの友達はもちろん、

信頼していた先生からもバカにされた過去があるんですよ。

積極的に授業に参加しようねーと言っときながら、

積極的に発言する→失敗する→笑われる。

今考えてもこれはクソすぎる。

 

小学生の僕は傷ついてしまって、ひねくれました。

じゃあ手上げないでおとなしくしてた方が笑われるよりマシじゃん。

という思考になり、積極的に何かをする気持ちが失せました。

失敗すると笑われる。

笑われるのが怖いので挑戦することをやめた。

 

むしろ、積極的に何かにチャレンジするやつを、

冷めた目で見てバカにしてました。

中学、高校と歳を重ねるにつれ、

僕はどんどんひねくれて行きました。

体育祭とか文化祭で、

人前に出て目立っている同級生を見て、

なんだあいつ、キャラじゃないくせにしゃしゃり出て。

女子にモテたいだけだろ。

とか内心思ってました。

 

でも本当は、僕がしゃしゃりでたかったし、

女子にもモテたかった。

でもどうすればいいかわからなかったんですよね当時。

本音は羨ましいんだけど、素直になれない。

それはやっぱり、

失敗するのはかっこ悪い。と思い込んでしまったことが原因でした。

失敗するのはかっこ悪くありません。

かっこ悪いのは失敗しても反省せずに開き直ったり、

そもそも昔の僕のように失敗を恐れて行動しなかったりするのはかっこ悪いですが。

好きな子にフラれるくらいだったら告白しないほうがよくね?

 

恋愛で考えるとわかりやすいですよね。

僕が全然モテなくて、彼女ができるのも遅かったんですけど、

なんでかっていうと、

好きな女の子にフラれるのが怖かったんですよ。

 

デートして告白したら、イエスかノーか白黒つけられるじゃないですか。

オッケーだったら天国だけど、

告白してごめんなさいだったら地獄ですよ。

自分の魅力がないことを好きな子から突きつけられるわけですから。

豆腐メンタルだった僕はショックで立ち直れないです。

 

だから、

ごめんなさいされるくらいだったら告白しないほうがよくね?

傷つくこともないし。

友達のままが楽だわ〜w

とかって僕は考えてましたが、

だから付き合えないんだお前って当時の僕に言ってやりたいですね。笑

失敗を恐れてたら絶対に成功なんてできないんだよって。

 

モテる友人を見て、

なんであいつはかっこよくないのにモテるんだよとかってひがんでましたけど、

そのあいつは告白してフラれ、

原因を分析しパワーアップし、

また告白しフラれ、

原因を分析しパワーアップし。

その経験の積み重ねがあってモテる今がある。

何も苦労せずにモテたいなんて虫のいい話はないんですよ。

だから僕は長い間女の子と付き合えませんでしたね。

結論。失敗すべし。歴史に残る偉人だって失敗ばっかり。

失敗図鑑の中に描かれている偉人たちは、

そりゃもう失敗ばっかしてます。

例えば夏目漱石。

英語の先生だった彼は、

「ロンドンで英語を深く学んでほしい」と

国から要請され、

長い船旅を経てロンドンにたどり着きました。

しかし英語の先生なのに英語が全く通じない!

国からもらったお金では生活するのも大変!

もともと悩みがちだった漱石は、

やがて部屋から一歩も出られなくなってしまいました。

そう、引きこもりです。

そんな状況を見かね、ロンドンから帰国した漱石に、

友人が小説を書くように進めます。

心の辛さが少しでも和らぐのではないかという計らいでした。

そこで誕生したのが「我輩は猫である」なのです。

もともと漱石はよく考えこむタイプの性格でしたが、

それを小説という形でアウトプットすることが、

とても良い効果を産んだということ。

まさに失敗がなければのちの名作も生まれなかったんですね。

ちなみに僕は漱石めっちゃ好きです。

大学の卒論のテーマも漱石でした。

 

あとはエジソンも有名ですよね。

1000回も発明に失敗し「失敗王」って呼ばれていました。

でも1000回の失敗を発見したからこそ、

1回の大発明にたどり着けたんですね。

歴史に残る偉人たちですら、

めちゃくちゃに失敗ばっかりしてるんだから、

僕ももっと失敗しないといけないですね。

それでは!

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僕はかつてブラック企業の社員でうつ病寸前になり、退職後は引きこもりのどん底状態が続きました。
アフィリエイトやAmazon転売など、
数々のネットビジネスでことごとく挫折したあげく、最後にたどり着いた古着転売で成功をつかみ、毎日の労働から解放され自由を獲得しました。

僕はもともとビジネスに才能があったわけでもなければ、しゃべるのが得意だったわけでも、文章を書くのが得意だったわけでもありません。

どんな人でも稼げるし、新しい世界があることを知れば誰でも自信を得ることができる。

僕しーなが慣れて、そして月収200万を稼ぐ過程を下記の記事では公開してます。

元社畜が古着転売で月収350万円に...
しーなが古着転売ヤーになるまでの物語 僕しーなはもともとブラック企業で働く社畜でした。パワハラ上司に嫌気がさして辞めたあとネットビジネスをスタートしますが、Amazon転売やその他アフィリエイトにも失敗し...

 

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この記事を書いた人

34歳/湘南在住/古着卸オーナー/経営コンサルタント/会社2社経営/作家/古着物販/古着物販スクールクラスタ、VIntage Buyer College代表/古物商

大学卒業後、新卒で入社した会社を上司のパワハラにより退職。アフィリエイトやAmazon転売などのネットビジネスに失敗したのち、古着物販ビジネスで起業する。「古着の仕入れ、ネットでの販売、梱包・発送」の大部分を自動化し、金銭的・身体的・時間的自由を手に入れる。現在は会社員を中心に、学生、主婦、フリーランサー、経営者など、新規事業立ち上げやマーケティングを視野に入れたビジネスマンへのセミナーを開催。また全国で400名を超える生徒が参加する、マーケティングを軸に古着物販を総合的に教えるビジネススクールを運営している。

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