10年後の仕事図鑑レビュー。落合陽一と堀江貴文の頭の中

最近テレビ見てると、AIがどーのこーの。
仕事がなくなるだの責任の所在が曖昧だの言ってますよね。

実際のところどうなんだろうな?とモヤモヤしてたんですけど、
書店に平積みになってた10年後の仕事図鑑を読んだら
かなり勉強になったのでシェアします!

文章読むのがめんどくさい人は動画も作ったので聞いてみてください。

 

目次

10年後の仕事図鑑の目次はこんな感じ。

●目次
はじめに なぜ今、人生のグランドデザインを考え直さなければいけないのか? 堀江貴文
Chapter0 激動の時代を生きるあなたへ
Chapter1 すべてが逆転するこれからの働き方──組織から個人へ、労働から遊びへ
Chapter2 なくなる仕事・変わる仕事
Chapter3 生まれる仕事・伸びる仕事
Chapter4 お金の未来──“マネー”としてのお金は廃れ、信用が価値を紡ぐ時代へ
Chapter5 日本の幸福と社会について──学校・高齢化社会・テクノロジーの未来を考える
Chapter6 ピュアな情熱に導かれた“自分の人生”を生きよ
おわりに ポジティブに21世紀を拓くために 落合陽一

10年後の仕事図鑑の結論。落合陽一と堀江貴文が言いたいこと

最初にこの本の結論、まとめを書くと、

「希少性の高い人材になれ」

ということです。

 

レアな人間になれ、ということ。

誰の代わりも利かない人間になれということ。

そのために、

自分の得意なことを3つ、
掛け合わせよう。

 

これがこの本の結論です。

 

めちゃくちゃ具体的な戦略です。

正直この結論だけわかれば、

元取れるどころか何十倍の価値があるアイデアだと思います。

しーなの戦略。ただの古着好きがビジネスで成果を出すには

例えば僕。しーなはまさに掛け合わせによって

代わりのきかない人間になった例でして。

 

僕はどういうビジネスモデルかというと、

古着好き×物販(転売)×情報発信

なんですよ。

 

 

その上面白いのが、

得意なことを三つ掛け合わせようって言ってるんですが、

僕は最初はただの、

どこにでもいる、

古着がちょっと好きな男だったんですよね。

 

 

古着が好きな男なんて、

Instagramにもツイッターにもwearにもめちゃめちゃいるじゃないですか。

 

 

だから最初は差別化全くできていない状況。

お金の稼ぎ方もわからない。

 

 

そこで、僕は、好きなもので稼ぐために、

古着と転売ビジネスをまず掛け合わせました。

 

Amazon転売をやった経験があったので、

古着もこれ売ったら絶対儲かるだろ。

そういう確信がありました。

 

 

古着転売駆け出しの頃は、当然転売が得意ではありませんでした。

どうやれば売れるのかという知識もなかったですし。

でもそれは勉強することで解決し、

すると売れるようになったので

テンションが上がりました。

 

勉強することによって、

売るのが得意になりました。

なんでも売れるぜえええ。

 

 

そして情報発信もはじめました。

情報発信も最初は抵抗ありました。

 

なんつっても僕は人とコミュニケーション取るのが苦手だったし、

プレゼンも下手くそ。

上司にいっつもキレられてました。

それに目立つことが嫌い。

インターネットの専門的な知識もない。

さらに文章も書いた経験がなかったので、

正直苦手なことばっかでやれるかどうかわからない。

 

 

でも、古着×転売×情報発信。

この3つを掛け合わせている人は少なかったので、

これ頑張ったら僕一番になれるな。

と思ったんですね。

 

だからまあできるかどうかわかんないけど、

失敗しても減るもんじゃないし情報発信やるか。

というノリでやりました。

 

 

そしたら読者の方と繋がれたり、

ビジネスを相談したりされたり、

仲良くなって一緒に仕事をしたりと、

いろんな出会いがあり、

まんまと成長できたんですよ。

 

 

喋ることも人並みレベルには上達しましたし、

文章書くのもなれました。

タイピングも上達しました。

 

 

気がついたらサラリーマン時代の

10倍以上の月収になってました。

ただ自分の好きなことを組み合わせるだけで、
唯一無二の存在になれる

僕の例を見てもわかるように、

この掛け合わせという戦略は非常に有効です。

 

 

これが最高なのは、

才能とか全然関係ないこと。

自分の好きなことを掘ればいいだけですから。

 

 

例えば10年後の仕事図鑑で紹介されている人は、

けん玉が得意な人とか、

コンビニのアイスを紹介する人とか。w

これが仕事として成立しているという。

 

どんなキャラでもいいんです。

3つ掛け合わせればオンリーワンになれるので。

そしてそういう人材は、

AIや機械に任せると逆にコストがかかる。

だから代えのきかない存在になれるんですね。

 

 

ユーチューバーとかも

掛け合わせで差別化している人のオンパレードですよね。

10年後、どのような仕事が無くなるのか?

タイトルに「図鑑」とあるように、

これからAIの登場によってなくなる仕事。

逆に生まれる仕事。

それが予測されています。

 

本に書かれている、

将来なくなるだろう仕事を一部挙げると、、、

 

管理職。管理するだけの仕事はAIで十分。

秘書。スケジューリングやメールの返信、資料整理などの雑務はAIが代替するのではないか。

現場監督。作業員は残るが、データをもとに効率的に働くプランを作るのはAIのほうが得意。

エンジニア。自動化AIに代替される可能性が大きい職種の一つ

弁護士。過去のデータに基づいて判断することが多いのでAIに代替される可能性が大きい。同じく裁判かや検察官も淘汰されるかも

会計士、税理士、社労士などの士業。法律をベースに判断する仕事はAIの得意な領域。現状でもネットである程度代替が進んでいる

スポーツの監督。AIは判断する機能に長けている。効率的で的確な指示が人間よりもできるはず。

警備員。ドローンによる実証実験が始まっている。

 

 

 

AIや機械は瞬時に的確な指示を出したり、

過去のデータに基づいて判断することが得意。

 

今後は、

その仕事を人間にやらせること
AIにやらせること

どっちがコストを削減できるのか?という観点で

仕事が無くなるかどうかが決まるだろう。

そう本書では書かれています。

 

AIを学び、代えのきかない存在になるべし。

僕は堀江さんの本はよく読んでいるんですが、

彼の行動原理として、

人生楽しくないとしょうがないだろ

っていう主張が常にあるんですね。

 

で、僕はそれに全く同意する者なんですけど、

多くの人は、

AIが将来人間の仕事を奪うんじゃないか?

とネガティブな考え方にどうしてもなってしまう。

 

 

でも堀江さんはそんなことに不安になっても意味がないから、

とにかく今を思いっきり楽しめ。

全力で生きろ。

勉強して自分の価値を上げろ。

AIに仕事を奪われるとビクビクするんじゃなくて、

じゃあAIに取って代わられないような存在になればいいじゃん。

そっちの方が絶対人生楽しいし充実するでしょ?

というメッセージを発信してます。

 

 

もし、将来のAI導入に対して

ネガティブな面ばかり気になってしまうなら、

本書を読むのはおすすめです。

 

 

サクッとAIのことがわかるし、

AIが何が得意で、何が苦手なのかがわかるので、

将来の自分の戦略も具体的に立てやすくなります。

 

 

いやー面白かった。

それでは!

 

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この記事を書いた人

34歳/湘南在住/古着卸オーナー/経営コンサルタント/会社2社経営/作家/古着物販/古着物販スクールクラスタ、VIntage Buyer College代表/古物商

大学卒業後、新卒で入社した会社を上司のパワハラにより退職。アフィリエイトやAmazon転売などのネットビジネスに失敗したのち、古着物販ビジネスで起業する。「古着の仕入れ、ネットでの販売、梱包・発送」の大部分を自動化し、金銭的・身体的・時間的自由を手に入れる。現在は会社員を中心に、学生、主婦、フリーランサー、経営者など、新規事業立ち上げやマーケティングを視野に入れたビジネスマンへのセミナーを開催。また全国で400名を超える生徒が参加する、マーケティングを軸に古着物販を総合的に教えるビジネススクールを運営している。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 「希少性の高い人材になれ」そのために「自分の得意なことを3つ、
    掛け合わせよう。」
    しーなさんの場合は「古着好き×物販(転売)×情報発信」ということでした。

    希少性が大事、というように世の中の職業の年収は需要と供給で決まっていますね。
    「この仕事はこんなにしんどいのになぜ給料がこんなにも低いのだろう…」という愚痴に対して「それは単に誰にでもできる仕事で供給が多いから」と答えているのをよく見ます。
    僕の職業も正直誰にでもできる仕事ではあるので、収入は上がる気配を見せません。
    単に今までの努力に見合ってないとも言えるし、誰にでも取って代われるような仕事だけをするのはつまらないと思っています。
    そういうこともあって古着転売を始めましたがマーケティングの力がつけば、この3つの掛け合わせる要素の一つを手に入れられることになります。
    僕も将来的に古着転売で学んだマーケティングに何かを掛け合わせて希少価値を高められればと思っています。

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