セミリタイアって実際どうなの?年収億越えの富豪が集まるコミュニティで悟った真実

セミリタイア、流行ってるみたいですね。
セミリタイアしたい人が多い。
特に古着塾に入塾希望する若い人と話していて、
目標を聞くと、FIREしたい、セミリタイアしたいという人は本当に多いです。

僕も元・会社員として奴隷のようにこきつかわれていた22歳から26歳のころは、
心の底からセミリタイアしたかったです。

「仕事辛い」「辞めたい」「帰りたい」「寝たい」
月曜〜土曜の働いている時間、
ずーっとこんなことばっかり考えている人生に意味あるの?

これが死ぬまで続くの?
みんなそれに耐えるつもりなの?
というかなんで普通に耐えられるの?

俺だけがおかしいの?
あーーーーーもう意味わからん。

なんだこの人生。

ってずっと思ってました。

という思考が働いているあいだ、
そして仕事が休みの日曜日も
ぐるぐる渦巻き続けていました。

僕は仕事が本当にできず(今では信じてもらえませんが)、
それにともない、
上司や同僚ともうまくコミュニケーションができず孤立しがちでした。

僕の人生がつまらないのは、
仕事が最悪なせい。と決めつけていました。

とにかくセミリタイアして、
仕事しなくてもいいようになりたい。
諸悪の根源である「仕事」から
解放されたかったのです。

セミリタイアというか、
仕事をせずに、働かずに、
毎日夏休みのように暮らしたかった。

このブログのもともとのタイトルは
「遊んで暮らしたいForever」だったくらいです。笑

社畜時代はとにかく朝から晩まで働かされていたので、
いつかは脱サラできたらいいなあ、
そんでもって死ぬまで遊んで暮らせたらいいなと思っておりました。

同時にまあ無理だろうなあと諦めてもいました。

しかし、会社を退職し、
物販をはじめると
その夢は実現しました。

意外とかんたんに。

2016年に会社をやめて、
2017年には会社員時代の年収をクリアし、
2018年には年収1000万円を突破しました。

そして2019年、2020年はセミリタイア状態でした。

この時は年収3000万円、4000万円くらいでした。

会社員時代の年収は200万円なく、
1人暮らしもできなかったことから比べると、
たった数年で、収入が実に15倍〜20倍ほどに増えました。

しかし支出はそんなに増えませんでした。
家賃は20万円、車はマツダの中古車。
高級ブランドの服には興味なし。

昔は買えなかったニューバランスの3万円くらいの靴を
3足買って、あとはなんだろう?
コンビニで値段を見ずにスイーツを買うくらいでしょうか。

かわいいもんです。

僕はぜいたくをしたくて起業したわけではなく、
遊んで(というか何もせず)暮らせたらいいなと思って起業しました。

何もせずにいないことに、
あまりお金はかかりません。

収入が10倍以上になったのに、
お金をそれほど使うことがなかった。

さらに、ネットを使って自動で収入が得られていたこと、
また仮想通貨に1000万円弱投資していて、それが上がり続けていたこと。

それらの状況があって、

2019年と2020年は
別に働かなくてもいいやん。
余裕で生きていけるやん。
少なくても10年くらいは。
余裕で。

という会社員時代の僕からすると意味不明な状態になったのです。

いえーい。憧れのセミリタイアだ!
天国だ!ユートピアだ!勝ち組だ!

と楽しかったのは最初の1ヶ月くらい。

セミリタイアの実態は、すっげー退屈でした。

目次

実際にセミリタイアしていて思ったことを書きます。

実際にセミリタイアしていて思ったことを書きます。

・「やることない=楽しい」ではない

やることないからずっと寝てられる、
ずっとYouTube見てられる。
なんにも縛るものがない。

いつ起きてもいい。
ご飯を食べても食べなくてもいい。
どこかに出かけても出かけなくてもいい。

それって究極に自由じゃん。最高じゃん。

と思ってました。
セミリタイアするまでは。

でもそれって地獄なんですよ。
僕は自分が怠惰であると自覚していますけど、
根っからのなまけものの僕ですら、
何かやりたい!!!と思いました。

やることなさすぎて。

趣味があればいいじゃん、と思うかもしれませんが、
趣味もずっと続くもんじゃないし、
ひとりではなおさらです。

僕みたいに凡人がいきなりお金をもって生活が変わると、
それまでの学生時代の友人とは価値観が合わなくなっていきます。

朝起きて、今日何しよう。
やることねえな。

という事実に絶望…とまではいきませんが、
ぼんやりとした不安に襲われるようになりました。

 

・刺激がないから鬱になる

僕は誰かといるよりひとりで家にいたいタイプなので、
ずーっと家にいましたがどんどんと気持ちがふさいでいきました。

これは過去にプチセミリタイアしたときにも何度もあったことですが、
人間なにもしないと、なにもやるべきことがないと
かんたんに腐ります。

会社員のときは会社に縛られまくっていたから自由を求めたけど、
結局ただの無いものねだりなんだなと思いました。

仕事しているときが一番精神安定しています。

・友達大事

大人になると友達減りますよね?

学生時代の友人も、
結婚したり子供が生まれたりお互いをとりまく環境が変化すると、
昔のようには一緒に遊べない。

お互い忙しくなるから話題も合わなくなっていく。

気づけばひとり、ふたり友達がいなくなっていく。

僕も同じパターンで、
経営者の友達もバリバリ働いているタイプの人に

「いや〜今セミリタイア状態で暇しててさ〜」

なんつって遊びに誘うのは気が引けました。
そんなこと言えない。

というか、
僕が逆の立場なら、
そんないけすかないやつと会いたくありません。

ということで僕にはセミリタイアは向いていませんでした。

正直に言うと、僕はこの2年は目標を失っていました。

正直に言うと、
このセミリタイアしていた2019年と2020年、
僕は完全に目標を失っていました。

古着転売を教えている塾でも、
塾生の実績がどんどん出る。
30万円を稼ぐ塾生も増え、脱サラする塾生も増え、
さらに古着転売を自動化し、
50万円〜100万円以上を稼ぐ塾生もたくさん出てきた。

どうすればその塾生が稼げるようになるか?
もわかる。
教えるのが完全にパターン化して、
再現性もできた。

どんな人が入塾してきても、
その人の目標達成に向けて指導ができる。
結果も出る。

塾生が成長していく姿を見るのはもちろん嬉しいのですが、
当たり前すぎて、かんたんすぎてつまらない。

仮想通貨の投資も想像以上に上手くいっている。

ビジネスで増えた資産が、
投資によってさらにドカンと増えた。

もうやることないぞ!!

これ以上お金稼いでも、どうしようもねえぞ。

セミリタイアをするつもりがないのに、
暇になってしまう。

本気でやることない。

あ〜つまんねえ。

このままでいいのか?

いや、よくはない。
なぜなら楽しくないから。

セミリタイアをしていたこの時の僕の気持ちは、
「遊ぶ友達がひとりもいない夏休み」

というのが近いです。

つまんなそうでしょ?w

富豪ばっかりが集まるコミュニティに勇気を出して飛び込む

そんな状況にうんざりした僕は、
今はまたとある富豪ばっかりが集まるコミュニティに参加しています。

最初はビビってました。

200人以上の大金持ちがいるところに飛び込んで、
コミュニケーションが取れなかったらどうしよう。

というか相手にされなかったら辛いな。

みたいなしょぼいことを思っていました。

でもセミリタイア人生がつまらなすぎて、
まあいいか、って130万円支払ってコミュニティに参加。

思ったことは…

まじで富豪はいるとこにはいるんだなと。
うじゃうじゃいます。
全然珍しくないです。
めちゃくちゃ多いです。w

年収億越えが普通で、
僕なんか一番下の方でした。

すごいテンションが上がりました。
またルーキー、初心者からゲームをはじめられるからです。

僕がおちいっていた、
退屈さ、つまらなさって、
知らず知らずのうちに自分の世界が狭くなっていた
ことに原因があったのだと思います。

古着転売塾では塾生に結果を出させるパターンが見えた。
自動で収入があがるシステムも構築できた。
本も出版した。
欲しいものも手に入れた。
投資で資産が増えていく。

もうこれ以上なくね?
あとなんかやることあんの?
もうこのゲームクリアしてんじゃん。
敵弱すぎ。つまんねえ〜

みたいに思っていました。

思いあがってました。
井の中の蛙大海を知らず状態にまた陥っていました。

ほんと、何回繰り返すんだよドアホ!って感じで自分が恥ずかしいのですが。

しかし、当然ながら世界は広いわけです。

その富豪コミュニティでもたくさんの
やばすぎる経営者の方々と仲良くさせていただいていますが、
(これは気が向いたらまた別の記事で書きます)

僕なんかまだまだひよっこだな。
と思えるくらいにやべー人ばっかりです。

楽しいけどやっぱり怖さもあります。

ワクワクドキドキです。

刺激ありまくりです。
退屈さはぶっ飛びました。

やることもどんどん出てきました。

時間が足りねえ!という起業したてのころのがむしゃらさが
また出てきました。

第1章が終わって、これから第2章スタートって感じです。

セミリタイアなんてくそくらえ!です。

おわり。

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僕はかつてブラック企業の社員でうつ病寸前になり、退職後は引きこもりのどん底状態が続きました。
アフィリエイトやAmazon転売など、
数々のネットビジネスでことごとく挫折したあげく、最後にたどり着いた古着転売で成功をつかみ、毎日の労働から解放され自由を獲得しました。

僕はもともとビジネスに才能があったわけでもなければ、しゃべるのが得意だったわけでも、文章を書くのが得意だったわけでもありません。

どんな人でも稼げるし、新しい世界があることを知れば誰でも自信を得ることができる。

僕しーなが慣れて、そして月収350万を稼ぐ過程を下記の記事では公開してます。

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古着物販で脱サラ起業、年商1億円超。しーなの自己紹介 僕しーなはもともとブラック企業で働く社畜でした。パワハラ上司に嫌気がさして辞めたあとネットビジネスをスタートしますが、Amazon転売やその他アフィリエイトにも失敗し...
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この記事を書いた人

34歳/湘南在住/古着卸オーナー/経営コンサルタント/会社2社経営/作家/古着物販/古着物販スクールクラスタ、VIntage Buyer College代表/古物商

大学卒業後、新卒で入社した会社を上司のパワハラにより退職。アフィリエイトやAmazon転売などのネットビジネスに失敗したのち、古着物販ビジネスで起業する。「古着の仕入れ、ネットでの販売、梱包・発送」の大部分を自動化し、金銭的・身体的・時間的自由を手に入れる。現在は会社員を中心に、学生、主婦、フリーランサー、経営者など、新規事業立ち上げやマーケティングを視野に入れたビジネスマンへのセミナーを開催。また全国で400名を超える生徒が参加する、マーケティングを軸に古着物販を総合的に教えるビジネススクールを運営している。

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