富裕層の考え方とは?ビジネスの師匠からコンサルを受けて衝撃を受けたこと

最近読んだ本に、
メンター(師匠)をつけることで、
飛躍的に成長できる。
という文章に触れたので、
僕が経験したそれにまつわる話を。

僕は起業するまでは、
東京で働くただの仕事できないサラリーマンでした。
26歳になるまで、ずっと人生に迷っていたし、
会社員として働く自分に誇りも持てず、夢もなく。
かと言って今やりたいこともなく。

退職する直前には、上司からのパワハラにより
慢性的な胃痛、吐き気、立ちくらみなど
心身に不調が現れていました。

でも人生を変えるとか、
そんなことは妄想することはあっても、
「俺にできるわけねえ」
と諦めきっていました。

仕事をやめて起業の道を模索している時も、
なかなかすぐに成果は出ませんでした。

焦りました。
会社員の時はとりあえず会社に行けば給料がもらえる。
でも起業したら、自分で仕事を見つけてやらないと
お金が稼げません。

当時、今の奥さんと同棲中で、
奥さんのパートの収入に頼っている時期もありました。

やばい。
どうしよう。
このままじゃ人生終わる。

そんな僕が殻を破ったのが、
ある人の動画教材を購入してからでした。
後にその人から直接指導(コンサルティング)を受けることになります。

目次

動画教材185万。コンサル半年450万。

師匠との関わりは師匠が当時販売していた動画教材を買ってからでした。

僕はその時、
マーケティングも知らない。
経営者として重要になる心構えも持っていない。
いろんなネットの情報を見て、
あれが大事なのか、これはどうだろう?
と訳もわからずいろんな人の意見の渦の中、
右往左往していました。

ビジネスのノウハウを買って、
買ってから行動せずに放置する、
ノウハウコレクターにもなりかけていました。

師匠の動画ノウハウは
そんなふうにネットを徘徊している時に見つけ、
「この人の言ってることは他の人となんか違う気がする」
と直感し、思い切って購入しました。

最初に買った教材は、
10万円でした。
高い!と正直思いましたが、
僕が卒業した私立大学の学費400万に比べれば
お金儲ける勉強だし安いっしょ!
と当時の彼女に黙って勢いで購入しました。

そしたら当時の僕には眼から鱗の情報ばかり。
うわー儲かってる経営者の考え方ってこんなんなのか。
俺と全然違うやんけ。
勉強になりすぎるーーー!
今日から毎日聴きまくって感想全部おくろ。

そう言う状態になりました。
それまで買っていたノウハウとは、
質が全く違うと言うことが僕にもわかりました。

やっと本物を見つけた。
この人についていけば間違いない。
そう思いました。

ちなみに、その後今まで、僕が購入した師匠の動画コンテンツの値段を並べてみます。
5万円、10万円、30万円、20万円、35万円、30万円、35万円、20万円。
合計で185万円。計算合ってますよね?

最初の頃だけ「騙されるんじゃないかな?」と
ビクビクしながら買っていたのですが、
後はもう信用しきっていたので、
師匠の教材なら大丈夫っしょーと
値段もみずにボンボン買ってました。笑

コンサル料金は半年間450万円。

その他セミナーや別のコンサルを合わせると
勉強に投資した金額は起業してから1000万円を超えました。

悔しさを通り越して何もできない自分が情けない。

まあそれはともかく。

動画を買って勉強していた僕ですが、
なかなかスコーンと突き抜ける結果が出なかったんですよね。
確実にビジネススキルはついてきてて、
生活はできるくらいになってきた。
でも月収100万にもいかない。
なんでだろう。
その原因がわからなくてモヤモヤしていました。

そんな時に、師匠が主宰する懇親会に参加したことがきっかけで、
コンサルを受けることになりました。

コンサル受けて初日、
どのくらい稼ぎたいの?と目標を聞かれた僕は
「いや〜特に。食べていけたらそれで…」
くらいの消極的なノリでした。

目標について深く考えたこともなかったですし、
目標を立てて何がどうなるんだ?意味あんの?
と無知なくせにナメてましたし、
つまり経営者としての志が低かった。
そりゃダメに決まってます。

で、それを聞いた師匠は、
起業したなら1億は最低でもいかないと意味ないよ。
と言うか俺はすぐいった。
お前はなんでいかんねん。
下手くそか。
頭悪いんか。

そんな感じのことをおっしゃいました。

師匠の言葉に、
悔しいと言うか、
悔しさを通り越して、
自分のダメさを心底痛感しました。
俺はダメだー!と初めてマジで感じました。
だって目の前の人は同じ人間なのに、
男として圧倒的な力の差を感じるのです。
ビジネスとかお金云々ではなく、
生物学的に、オスとしてめっちゃ俺負けてる〜。
ダサい。かっこ悪い。
惨め。
でも、このまま引き下がるのは最悪にダサい。

ちょっと泣きそうになっちゃいましたが、
泣いて現状がよくなるわけではありません。
グッと堪え、
歯を食いしばりながら、
どうすればいいか教えてください。
と頭を下げました。

それでアドバイスをもらっていたところ、
教材で伝えられていたメッセージを、
僕が勘違いしたり誤解していたために
思うような結果が出ていないことが瞬時にわかりました。
それこそ、コンサル初日に判明したレベルです。

自分一人で、何ヶ月も悩んでいたことが、
レベルの高い人が見ると一発で問題点がわかって、
すぐに改善できる。
これすげえズルイなと思いました。
俺の時間返してくれ、と自分に言いたかったです。

師匠のそばで仕事を見る機会も何度も作っていただき、
毎日どんなルーティンで生活しているんだろう?
と言うのも教えてもらいました。

成功するためのビジネス的なノウハウを教わるのが
コンサルを受けた一番の理由でしたが、
実際に受けてみてわかったそれ以外のメリットが、
成功している人のそばに近づけることは超自分を変えると言うことです。

それまで僕はかなりのチキン野郎で、
師匠が偉大すぎて気後れしてしまい、
変なことをいって怒られたらどうしよう。
傷つきたくない。と、
コンサルを受けるようになってからも、
ビビり上がって実際に会うのが怖かったのです。

例えるなら、ビートたけしに会うみたいな。
怖いです。

でもビビって黙ってたら、
せっかくお金を払った意味がない。
こんなチャンスを自分の感情を優先してお前は負けるのか?
と自分自身を叱咤していました。

コンサルのおかげでかなりメンタルも鍛えられました。

僕の基準とは大違いでした。
僕が頑張ってやっていることの
体感何十倍ものスピードで、
圧倒的な質、量の仕事をこなしていました。

「すごいっすね…」
とバカ丸出しの感想を思わず口にすると、
師匠は
「いや、何がすごいんすか。これが僕の普通です」と。

経営者の働き方とは。

仕事への取り組み方も大きく変わりました。

僕んちは普通のサラリーマンの家庭です。
中学高校は公立だし、
地方出身だし、
経営者の知り合いがいなかったから、
起業してもイメージが全然わいていなかった。
つまりサラリーマン的な働き方を経営者になってからもしてしまっていました。

古着転売で例えれば、
いつまで経ってもリサイクルショップを自分で回ってしまうとか、
毎日ブログやツイッターを更新してしまうとか。
これをやっちゃうと、
時間がいくらあっても足りません。
労働集約型のビジネスは時間とお金の交換だからです。
収入も限度があります。

でも経営者っていうのは、
他の人にできることを自分でやっちゃいけないんですね。
簡単に言えば。
だから社長自らコピー取ったりトイレ掃除とかしてたら
その会社やばいじゃないですか。
社長!その仕事、新人でもできるんだから、
社長は社長にしかできない仕事をやってくださいよー!
ってなりますよね。

でも僕はそういう働き方をしていました。
そりゃ稼げません。

そういう僕自身気づいていなかった問題点を、
バッサバッサと切り捨ててくれたので、
おおおおこうすればいいのか。
こんなことを考えていたのか。
目の前のモヤが晴れ、
すっきりと見通すことができるようになりました。

師匠のコンサルは半年間で終了したのですが、
その後も海外でお会いさせていただいたり、
たまに温泉に誘っていただいたりと
関係は続いています。

その度に新たな発見があり、
まだまだ自分は出来ていない弟子だなあと
反省することも多々ありますが、
コンサルを受けるまえの僕と比べると
まさに天と地ほどの差があり、
自分自身にびっくりです。

昔に作っていた動画とか、
レベルが低すぎて全部消したいレベルですもん。

まさにコンサルを受けている期間中に書いていた記事はこちら。

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この記事を書いた人

経営コンサルタント/会社経営/書籍出版/古着転売/古着転売塾クラスタ代表/古物商

大学卒業後、新卒で入社した会社を上司のパワハラにより退職。アフィリエイトやAmazon転売などのネットビジネスに失敗したのち、古着転売ビジネスで起業する。「古着の仕入れ、ネットでの販売、梱包・発送」の大部分を自動化し、金銭的・身体的・時間的自由を手に入れる。過去には会社員を中心に、学生、主婦、フリーランサー、経営者など、新規事業立ち上げやマーケティングを視野に入れたビジネスマンへのセミナーを開催。また全国で100名を超える受講生が参加する、マーケティングを軸に古着転売を総合的に教えるビジネス塾を運営している。

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