会社員時代の僕は「金の亡者」だった。

あなたは、「金の亡者」と聞いて
どういうイメージが思い浮かびますか?

お金第一主義、
お金のことにしか興味がない、
お金のためなら死んでもいい。

そんな感じでしょうか。

そもそも、
「お金」と一口に言っても、
人によってイメージは違います。

会社員の僕がお金に対して感じていたイメージは

「毎月月末に会社からもらうもの」
「汗水たらして稼ぐもの」
「給料15万」
「年収1000万はすごい」
「1円でも安いものを買う」
「あと5万あれば生活が楽になるのに」
「ペットボトルの水、家で飲めるのに100円は高い」
「世の中にうまい話はない」
「稼いでいる人間は悪いヤツ」
「俺は一生お金持ちにはなれない」
「節約こそ正義」
「タクシーなんて無駄(ほんとは乗ったことなかった)」

などなど。

ちなみに、会社員を辞めて(いわゆる脱サラをして)
5年後の僕のお金に対する価値観は…

「毎日銀行口座に振り込みがある」
「自動で収入を得ることができる」
「自分の時間を使って働いていたら大きく稼げない」
「稼げる収入に上限はない」
「年収1000万はゴロゴロいる。1億もゴロゴロいる」
「人生、お金だけが大事じゃない」
「ペットボトルの水、ありがたすぎる」
「世の中にうまい儲け話はたくさんある。ただし人脈があれば」
「人格が立派じゃないと稼げない」
「誰でもその気にさえなればいつからでも金持ちになれる」
「節約は心が荒むからやめよう」
「タクシー、ありがたすぎる」

っていう感じです。
貧乏だったころと見事に価値観がひっくり返りました。

今の僕は正直な話、
ただただお金を稼ぐことに興味がありません。
なぜかというとお金はただの道具であり、
欲しいなにかを得るために必要な手段だからです。
お金を稼ぐことは人生の目的にはなり得ないのです。

 

僕の生活はほとんどお金がかかりません。
まずだいたい家にいます。
夜型の生活なので、
だいたい昼前にもそもそ起きてきます。
目覚ましで起こされるのが大っ嫌いなので
絶対に早い時間に用事はいれません。
そもそも予定をいれるのも嫌いなので
スケジュールは真っ白です。

その日のフィーリングでやりたいことをやります。
とはいえ、仕事をするのが大好きなので、
毎日仕事をしています。

で、起きたら勉強用の音声を流しながら
散歩したり、家でコーヒーを淹れて飲みます。
基本的にひとりでいるのが好きなので、
苦じゃありません。
外に出かけた時はカフェに行って、
やはりPCで仕事をするか読書をします。

夕方、奥さんが仕事から帰ってきます。
その時は仕事は中断。
外食するときは街をぶらぶらして、
家でご飯を食べる時は映画をみたり
その日にあったことを話したり。
この辺は普通か。

奥さんとは僕が貧乏時代からの割と長い付き合いなので、
食事のときに値段も見ずに適当にあれもこれも注文する僕を見て、
「なんでも頼めるようになってよかったねえ」
としみじみ言います。
毎回言います。笑

確かにそれはそうで、
お金がなかったころ、
奥さんの誕生日プレゼントが
外食だったことがあります。
その外食はちゃんぽん。笑
まるで「一杯のかけそば」みたいな話ですが。
ふたりで2000円しないですよ。
それが奥さんへのプレゼントってヤバイですよね。
でもそれだけお金に困っていたんです。

さて、食事のあとは奥さんが一人でやりたいことをやりだすので、
だいたい仕事をするか本を読むかです。

深夜3時か4時ごろに就寝。
これの繰り返しです。

コロナの前はマンネリしてきたら
海外旅行を1ヶ月とかしていたんですが、
まだできないのが残念です。

生活にぜーんぜんお金なんか使わないんです。
家賃も収入に比べたら高くないですし、
食費だって5万10万増えたところで誤差みたいなもんなんです。
さすがにそんなに増えてないですし。
コーヒーだってせいぜい5、600円です。

だからお金のことは、
お金が稼げるようになって
むしろ全然気にしなくなりました。

貧乏なときほど、
お金お金お金お金!!!

お金のことばっかり考えていたような気がします。
まさに金の亡者でした。

でもそんな人生いやじゃないですか。
お金がすべてなわけないし、
そんな空っぽな人生は僕はいやでした。
貯金自慢する人とか今でも信じられないですね。
そんなもんに意味ないのに、アホちゃう?と思います。
余談ですが僕の師匠は「金は燃やせ!」が口癖でした。笑

話がずれました。
僕は貧乏だった頃、
お金のことばっかり考えていましたし、
そんな自分が嫌いでした。

テレビのグルメ番組とか見るのもいやでした。
「なんで金持ちの芸能人がめちゃくちゃ美味い飯を食うところを
貧乏人の俺が見ないといけないんだよ」

と思っていました。

お金持ちはあんまりお金に興味がないと思います。
少なくとも、僕のまわりのお金持ちはそうではないです。

今日も、
ネットカフェで仕事をして、
帰りに書店で面白そうな本を適当に3冊買って帰ってきました。
お会計は5700円ちょい。
なんとも思いません。

そのなんとも思わないことに、
僕はとんでもなく幸せを感じます。

ああ、好きな本を好きなだけ、
お金のことを気にせずに読めるんだ。
読む時間もたくさんある。

そしてその本を読んで、
人の役にたつことができる。
そんな仕事をしている。

そのことに誇りを覚えます。
と同時に、責任も感じます。

あ、そうだ。
僕は勉強にいちばんお金を使っています。
これまでに2000万円は使ったんじゃないかな。
まだまだ勉強したいことは山ほどあります。

今は多少、
知識もつきましたけど、
まだまだ全然僕の知的好奇心は
満足できていません。

世の中のあらゆることを知りたい。
そのためにはお金という便利な道具を使って、
レベルアップしていきたいと思います。

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僕はかつてブラック企業の社員でうつ病寸前になり、退職後は引きこもりのどん底状態が続きました。
アフィリエイトやAmazon転売など、
数々のネットビジネスでことごとく挫折したあげく、最後にたどり着いた古着転売で成功をつかみ、毎日の労働から解放され自由を獲得しました。

僕はもともとビジネスに才能があったわけでもなければ、しゃべるのが得意だったわけでも、文章を書くのが得意だったわけでもありません。

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この記事を書いた人

34歳/湘南在住/古着卸オーナー/経営コンサルタント/会社2社経営/作家/古着物販/古着物販スクールクラスタ、VIntage Buyer College代表/古物商

大学卒業後、新卒で入社した会社を上司のパワハラにより退職。アフィリエイトやAmazon転売などのネットビジネスに失敗したのち、古着物販ビジネスで起業する。「古着の仕入れ、ネットでの販売、梱包・発送」の大部分を自動化し、金銭的・身体的・時間的自由を手に入れる。現在は会社員を中心に、学生、主婦、フリーランサー、経営者など、新規事業立ち上げやマーケティングを視野に入れたビジネスマンへのセミナーを開催。また全国で400名を超える生徒が参加する、マーケティングを軸に古着物販を総合的に教えるビジネススクールを運営している。

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